トラブルにはこう対処！カラコン装用の際に気をつけておくこと
簡単に瞳の色を変えられるカラコンを、ファッション感覚で装用しているかたは多いでしょう。
ですが、カラコンは高度管理医療機器ですから、誤った使いかたをしているとトラブルの原因になりますし、気をつけていても少なからず瞳に負担をかけてしまいます。
まず、安全に使い続けるためにも、必ず購入の際には眼科で診察を受け、自分の瞳に合ったカラコンを利用してください。
眼科では瞳の健康状態だけではなく、視力、角膜のベースカーブなどの測定を行いますので、そのデータをもとに適切なカラコンを購入しましょう。
自己判断でカラコンを購入してしまうと、度数が合っていなければ視界が悪くなりますし、ベースカーブが瞳に対して強すぎるカラコンは窮屈さを感じ、逆に緩すぎればズレやすくなるなど気持ちよく利用することができません。
また、眼科やカラコン購入店でカラコンの扱いかたを教えてもらえますので、その指示に従うことも大切です。
カラコンに触れる際にはよく手を洗うこと、装用前に左右、裏表を確かめることを習慣づけてください。
なお、カラコンは瞳が乾燥している時に不快感を覚えやすくなり、ズレたり、疲れ目の原因になります。
普段はそれほど乾燥を感じないというかたでも、その時の体調によってはカラコンに違和感が出ることも少なくありませんので、必要であればコンタクト用の目薬を使って対応しましょう。
もし痛みを感じたり、違和感の原因がわからない場合には、直ちにカラコンを探して眼科を受診することをおすすめします。
瞳が傷ついていたり、何らかの病気にかかっている可能性もありますので、オシャレよりもできるだけ早く治療を進めることを優先しましょう。
特にトラブルがない場合でも、瞳の健康を考えれば3ヶ月に1回の定期検診をおすすめします。
自覚症状がないトラブルが進行していることもありますから、替えの利かない瞳だからこそ、常に状態に気遣いながらカラコンを利用することが大切です。